日陰には萎れかけの
蒲公英と僕の祈り――
どんな屁理屈を 捏ねても無駄さと
シニカル日和の 雲が嗤ってる
ならばと抗う 気力も未熟で
正に虚ろ、木偶の骸
辞めてくれ 手なんか引かないでくれ
「だって、彼女は、もう」
身に纏う弱さ剥いで
曝け出す僕は叫ぶ
傷跡に爪を立てて
もう一度逢いたいと願う
思いの果て
週末の悲劇 語りは亡霊
僕をただ騙り 失望を食む
宙を舞う時計 見開く睫に
翳る華弁は、穏やかで
止してくれ 囁かないでおくれ
「もう、いないのよ」なんて
世界から道標は消え
哀れにも途方に暮れて
如何すればいいのでしょう
こんなにも逢いたいと願う
思いが爆ぜ
差し延べられ引きとめる
その総てに背を向け走る
日陰から萎れかけの
蒲公英がそっと見ていた
花束と夢を抱いて
逆様の地平線に
さあ嗤おう心から
さあ行こう君の手だけ
捕まえに
- 专辑:モルモティカe
- 歌手:片霧烈火
- 歌曲:週末には蒲公英の祈りを