堕天使は空を睨みつけて
彼への復讐を胸に誓っていた
背中の羽はいまだに健在
ただ何処かが少し腐っているだけだ
そう人のように
気が遠くなる程 遥か空の上
楽園から見下ろしていた この地で
頭の輪も外され 白い服も脱がされ
人として生きてゆくことなど
悪い夢か そうであるならいいが
いくらこの頬をつまんでも
ただただ痛いだけ
右も左もわからぬ未来に
不安を抱えてゆく
人は彼に愛を注がれ
欲に溺れた豚に成り下がった
金がないのなら 食うことも出来ず
そこらの道の上でくたばるような
こんなものまるで 罪を犯させて
裁きたい 神のエゴのよう
息も絶え絶えに 落ちたこの星は
いくら働こうとも 先の見えぬ資本主義
光などあるはずもないこの星で
どうしろというのだろう
思い出す広く白の国
無駄な物などはなくて 儚くて
ただ もう戻れないんだ
悪い夢か そうであるならいいが
いくらこの頬をつまんでも
ただただ痛いだけ
右も左もわからぬ未来に
不安を抱えて
息も絶え絶えに 落ちたこの星は
いくら働こうとも 先の見えぬ資本主義
光などあるはずもないこの星で
どうしろというのだろう
堕天使は憂鬱さ
- 专辑:始まりの群像
- 歌手:つづくバンド
- 歌曲:堕天使は憂鬱さ