流れゆく時の中にさへ(え) 心憂きものくるくるまは(わ)りて
此方(こなた)より離(か)れける心も見ゆることなし 知らぬわ
おのづ(ず)から動くをよしとせず 時の透き間へ流るる さりとて
知ることもなきまま 風のやう(よう) うつろひ(い)て ただ うつろふ(う)
夢見るや 浅き夢見じ はらはら消ゆる言葉 言の葉
あは(わ)れがれども困(こう)ずるならば いたづ(ず)らにただ眺め続けむ(ん)
心まよは(わ)す言の葉にさへ(え) まどふ(う)ことなく ただ上の空
思ひ(い)わずらふ(う)ことなどを(お)かし 総て変えゆくなら 黒にせむ(ん)
流れゆく時の中にさへ(え) 心憂きものくるくるまは(わ)りて
此方(こなた)より離(か)れける心も見ゆることなし 知らぬわ
夢見るや 浅き夢見じ はらはら消ゆる言葉 言の葉
あは(わ)れがれども困(こう)ずるならば いたづ(ず)らにただ眺め続けむ(ん)
若し(もし)おのづ(ず)から動かば 総て壊さむ(ん) 総て 総て 壊さむ(ん)
心の色はうつりにけりな 射干玉(ぬばたま)の夜 黒より白へ
そなたの心 此方(こなた)の心 総て知らざることばかりゆゑ
重たき夢の縁(ふち)より覚めて 壊さば壊せ 総て黒になれ
- 专辑:和楽東方撰
- 歌手:杵家七三社中
- 歌曲:傷林果(演奏 ver)