眩しい部屋で 僕は生まれた
そんな僕らを 君が見ていた
仲間よ今日が お別れらしい
僕を掴んだ 一人の少女
薄い機械に付けられた僕に
君は沢山 話しかけた
何処へ行くにも いつも傍にいた
小さな耳は 君の声を聞いてた
雨の降る中
一人泣いてた 君を知っている
君が悪くないことも 知っている
世界中できっと 僕だけがきっと・・・
でも「知っている」だけ
僕にではなく 隣のモノに
話してたのは すぐに気ついた
どうやらこれが お役目らしい
こんな日々でも 十分だった
少し体も汚れてきたけど
また変わらずに 連れられてた
どんな時でも いつも傍にいた
揺れる瞳は 君のことを見ていた
誰かに向けた
きれいな笑顔も 僕は知っている
君が好きな人だって 知っている
世界中できっと 僕だけがきっと・・・
でも「知っている」だけ
振り返れば わずかな月日
僕の鎖はある日切れた
君の少し困った顔が
暗い箱に沈む 僕の見た全てで
一人泣いていた 君を知っている
君が悪くないことも 知っている
世界中できっと 僕だけがきっと・・・
でも「知っている」だけ
もしも僕を見て「悲しみ」というなら
それはきっとあなたが人だから
このため生まれた これ以上もなく・・・
「さよなら」も言えない
- 专辑:ロミオとシンデレラ / doriko feat.初音ミク
- 歌手:doriko
- 歌曲:ストラップ