風に揺られて 空に羽ばたいて
月を仰いだ その花弁が
夜の 帳(とばり)に はらはらと舞い
僕等へ 思いを 託した・・・
一つ また一つと
揺らぐ薫りが 影に溶ける
君が 残した 翳(かげ)は
いくつの 花びらになり
舞い続けただろう
不意に その手に触れ
微かな 優しさと温もりに 気付き
後悔しないと 告げた心を
強く揺さぶった
ひらひらと 風に流れて 蝶二つ
水面に浮かび 宵闇に堕ち
当てもなく 彷徨(さまよ)う私に
残ったものは 硝子細工の仮面
欺き 時に傷付け
自分を守る術に 行き着いた決別
散る桜に 想い重ねて・・・
風に揺られて 空に羽ばたいて
月を仰いだ その花弁が
夜の 帳(とばり)に はらはらと舞い
僕等へ 思いを 託した・・・
石塔や 一本桜 散りかかる
いつか共に見た空 誓いを立てた
桜舞い散る季節に 亡くしたものは
一縷(いちる)の宵に咲く花
散り行く花に 願いを込めた
それが定めと知りながら
君と出会った あの昔日の向こうに・・・
水面に浮かび 宵闇に堕ち
当てもなく 彷徨(さまよ)う私に
残ったものは 硝子細工の仮面
欺き 時に傷付け
自分を守る術に 行き着いた決別
散る桜に 想い重ねて・・・
風に揺られて 空に羽ばたいて・・・
夜の 帳(とばり)に はらはらと舞い・・・
- 专辑:妖艶和奏絵巻 feat.初音ミク
- 歌手:VOCALOID
- 歌曲:宵月桜