冬(ふゆ)の蕾(つぼみ)花咲(はなさ)く頃(ごろ)
空(そら)の色(いろ)は銀(ぎん)に輝(かがや)く
大気(たいき)は奮(ふる)え風(かぜ)は花弁(かべん)を
羽根(はね)のように吹(ふ)き散(ち)らす
誘(さそ)い誘(さそ)え彼(か)の場所(ばしょ)へと
金(きん)に輝(かがや)く桃源郷(とうげんきょう)は
全(すべ)て飲(の)み込(こ)む天(てん)か地獄(じごく)か
凍(こお)ったままの刻(とき)の中(なか)
孤独(こどく)に耐(た)えて誰(だれ)を待(ま)つ
神(かみ)よ私(わたし)は罪(つみ)ですか
碧(あお)い瞳(ひとみ)は何(なに)を映(うつ)すの
古(いにしえ)の物語(ものがたり)でも彼(かれ)を奮(ふる)わせられない
深(ふか)く深(ふか)い氷(こおり)の下(した)には
生(う)まれたての聖(せい)なる光(ひかり)
どうか彼(かれ)を導(みちび)いて
生(せい)に縋(すが)り赦(ゆる)しを乞(こ)い
天(てん)の遣(つか)わす恵(めぐ)みの露(つゆ)
全(すべ)て飲(の)み干(ほ)す慈悲(じひ)か悪意(あくい)か
堕落(だらく)した思考(しこう)のまま
生(い)きる希望(きぼう)誰(だれ)に託(たく)す
神(かみ)よ私(わたし)に贖(あがな)いを
白(しろ)い大地(だいち)を覆(おお)う冷気(れいき)は
染(し)みついた赤(あか)い穢(けが)れを瞳(ひとみ)の奥(おく)に堕(お)とす
奪(うば)い奪(うば)う死闘(しとう)の痛(いた)みは
大切(たいせつ)な人(ひと)を失(な)くした
終末(しゅうまつ)の痛(いた)みと知(し)る
融(と)けた刻(とき)の中(なか)
孤独(こどく)を抱(だ)いて朝(あさ)を待(ま)つ
神(かみ)よ私(わたし)に真実(しんじつ)を
赤(あか)い瞳(ひとみ)は何(なに)を赦(ゆる)すの
吹(ふ)き荒(すさ)ぶ胸(むね)の嵐(あらし)を鉄(てつ)の刃(やいば)に変(か)えて
背負(せお)う罪(つみ)が広(ひろ)がる速(はや)さに
祈(いの)りの密度(みつど)を高(たか)めて
覚悟(かくご)の名(な)で誡(いまし)めてBaptize
- 专辑:Baptize
- 歌手:妖精帝國
- 歌曲:Baptize