目覚めないベッドの上
ウタを教えてくれた主人(あなた)は
もう二度と動かないの
たくさんの記憶に
さよなら
雨の冷たさも知らない
わたしは普通のキカイ
ヒトの痛みも分からずに
主人(あなた)だけを癒すモノ
「朝は必ずやってくるわ」
なぐさめじゃなく
口癖のような、失う言い訳
書き出した文字は無意味で
もう何ひとつ残らないの
眠らない星のように
またたくだけの青い光が
穏やかにカウントする
シアワセの仕組みに
さよなら
白い領域(ばしょ)へ落ちてゆくわ
主人(あなた)のわたしは消える
このウタさえ忘れながら
生まれ変わる
何度も
また誰かに出逢うため
また明日から始まるでしょう
ゼロから積もるフラグメント
- 专辑:朝を唄うエルミット
- 歌手:霜月はるか
- 歌曲:Reinitialize