生きた年の数で人生を語る男がいる
先に生まれたというだけで他人を見下す男がいる
男の話を聞くといつも同じ事を言っている
何だか中身の薄い人生を語っているようだ
男をよく観しているといつも同じ様な人といる
弱者を選んでまた“かくあるべき”を語っているようだ
何も無い、ただ何も無いという事
その事実だけが虚しく“有る”と語る
男は逃げ続ける人生を送って来た
逃げ始めたその日から時計の針は進む事を止めた
いつしか自分が置き去りのままであるという事も気付かず
中身の薄い人生を高らかに語って
男の話をただ黙って聞いてくれる人に守られ
自分の耳に優しい言葉だけを都合よく信じている
失う事を恐れて踏み出せない
時計の針はまだ動き出せずにいる
明日も誰かの背中を見送って
背を向けたままで見なかった事にして
转自:http://bbs.dm123.cn/read-htm-tid-718994.html
- 专辑:不思議の国の音哲樂 まやかし篇
- 歌手:六弦アリス
- 歌曲:偽装人生論