少女病 偽裝聖女に因る潜在的幻想歌词


『多くの信徒を集め、ミラシュカの国までその名前が伝わっている圣女、アナスタシア。
『吸引了众多信徒、名声远播至了米拉修嘉的国土上的圣女,阿娜丝塔希娅。

异例の拝谒が成立した表向きの理由は、献上品が过去に例のない神圣なものであったこと。
而她能破例谒见幼王的表面理由,是因为其献上的物品乃是史无前例的神圣之物。

けれど、その裏では摂政グラハドがこの日の実现に向けて暗跃していて——。
然而,其幕后不乏摄政臣格拉哈多为了这一天的实现而暗中使的手段——。

圣女は跪いて头を垂れ、幼い王に向けて古びた箱を差し出した』
圣女垂首跪于地上,向着年幼的王献上了一个陈旧的箱子』

「このような出所の不确かな物……カタリナ様、私が代わりに!」
“这种来历不明的东西……嘉妲莉娜陛下,就让属下替您!”

「ううん、いいの。神様の圣遗物に失礼があってはいけない。そうだよね?グラハド」
“不,不必如此。对于神明的圣遗物可不能失了礼数。没错吧?格拉哈多”

『幼い王の问い挂けに、摂政は恭しく颔いてみせた
『面对幼王的询问,摄政臣恭敬地点了点头。

谁にも见せぬよう、口元に不穏な笑みを浮かべながら——』
然而其嘴角,却展露着不为人所察觉的险恶笑容——』

谒见の间を 歴戦の骑士でさえ気圧される
整个谒见过程之中 就连身经百战的骑士都感到无比压抑
人知などでは 计れぬ重圧感が包んだ
周遭被一种人智所无法揣测的重压感包覆在内

虚言ではない 触れずとも容易に伝わってくるような 圧倒的な光辉
这绝非虚言 那是一种似乎不用触摸也能让人轻易感受到的绝对光辉

どのような身分の者の拝谒でも微笑を绝やしたことのない
无论是何等身份的人物来谒见 都未曾有失微笑的幼王

幼い王は瞳を好奇に辉かせ そっと引き寄せられるように
眼眸中闪着好奇的光芒 仿佛被其轻轻拉扯过去一般地

疑いも持たず その手を伸ばした——
不带丝毫疑问 便将手伸了出去——

「えっ?これは……?痛い!痛いよぉっ!」
“咦?这是……?好痛!好痛啊!”

「カタリナ様!?贵様、一体何をっ!」
“嘉妲莉娜陛下!?你这家伙,究竟做了什么!”

「恵まれし者よ。绝望を知らぬ王よ。気分はどうかな?苦しい?」
“蒙受上天眷顾的人啊。不知绝望滋味的王啊。此刻感觉如何呢?是不是很痛苦?”

ah...両手で痛む头を抑え 叫ぶカタリナ その声音は壮绝で
ah...双手抱着阵阵剧痛的脑袋 嘉妲莉娜不住地惨叫着 其叫声是如此得凄绝

雰囲気に饮まれて 呆然と事态を眺めていた骑士达もようやく动き出す
被突如其来的事态震慑在原地 痴痴观望着的一干骑士也终于有所动作

「耻を知らぬ逆贼め。魔女の类か?捕らえろ!」
“你这可耻的逆贼。是魔女的同伙吗?抓住她!”

「私が魔女?あはっ、本当の魔女の怖さを知らないらしい」
“说我是魔女?哈,看来你们根本不了解真正魔女的恐怖之处”

首元に剣を向けられようと 一顾だにしない圣女は気怠く笑う
尽管利剑纷纷对准了她的脖颈 圣女也未加一顾 只是倦怠地笑道:

「あんなものが神の圣骸であるわけがない。
“那种东西怎么可能会是神之圣骸。

あれはそう、悪魔の遗骸だ」と
“那应该是,没错,是恶魔的遗骸才对”

猛る激情 その矛を尸に向けた骑士达を蔑んだ
奋起的激情 一如蔑视着将兵器对准尸骨的诸多骑士

激しい火をかけられて 黒炎あげ无言のまま圣骸は燃える
随后突生一阵猛烈的火势 圣骸在腾起的黑炎中默默燃烧

「あんなものはもう用済みだ。
“那东西已经没用了。

この力さえあれば目的は遂げられるだろう」
只要让她有了这种力量 目的也就算是达成了吧”

容易く尘へと変わった "それ"はやっと望んでいた真実の
骸骨轻而易举地便化作灰烬 "它"终于能够进入长久以来盼望着的

眠りへとつけたのだろうか?
真实的沉睡当中了吧?

圣女は神を见下し逆に十字を切った
圣女俯视着曾经的神 划出一个逆向的十字

『その场の意识が圣骸へと向いている间に、
『就在在场所有人的意识都投向圣骸的时候,

幼い王の叫び声が消えていた。
幼王的惨叫声也在不知不觉中消失了。

まだ头を抑えながらも、ふらふらとアーニィに寄りかかって……』
尽管她依然双手抱着头,却已经可以蹒跚地靠向艾妮了……』

「——大丈夫、もう平気。心配しないで」
“——放心吧,我已经没事了。不用担心”

强がる様子でもなく
完全没有逞强的样子

汗を拭いにこやかにah...立ち上がる少女
拭着汗水一边带着满面笑容ah...直起身来的少女

「その人から手を离しなさい。
“放开那个人。”

私の病気を取り払ってくれたお方なのだから」
她可是治好我的病的恩人呀”

慈爱に溢れた笑颜は 理解できず困惑に立ち尽くした
那个洋溢着慈爱的笑容 令众人一时难以理解 困惑地立在原地

アナスタシアさえ包み込む
而它甚至连同阿娜丝塔希娅也一并包容在内

女神のような完成された光を帯びて——
带着有如女神那般完美的光芒——

『圣骸とは、触れたものの望みに応じた力を授ける圣遗物。
『圣骸,乃是能够根据触摸之人的愿望而赐予其相应力量的圣遗物。

谁が触れるか。どんな感情を持って触れるかで、
不同的人来触摸。或是带着不同的感情来触摸,

その意味は大きく変わるものだった』
其意义均会产生巨大的改变』

「アーニィが闻かせてくれた几つものお话。
“艾妮你以前讲给我听过好几个故事吧。

そのお话の中のものでしかないはずの音楽がね、
就在刚才,原本应该只存在于故事里的那些音乐,

头の中に流れ込んできたの」
全都流入了我的脑海中了哦”

『圣骸に触れた后の头痛はその音楽によるものではなく、
『幼王在触碰圣骸后所产生的头疼并不是因为那些音乐的关系,

大量の情报が急激に
而是因为大量的信息

入り込んできたことが原因で——』
在骤然间涌入大脑中的缘故——』

「お话の中の音も、歌も。どれも素敌だった。
“那些故事里的声音,还有歌曲。无论哪个都非常动听。

头だってもう痛くならないんだよ?」
而且现在我的头已经不会再痛了哦?”

「白い感情には白い奇迹を、か。
“对于白色的感情便赐予其白色的奇迹…么。

いいえ、违う。これは力を得た人间の使い方と、感じ方の问题。
不,不对。这不过是获得力量的人在使用方法、和感受方式上的问题罢了。

私はどこまでも秽れて——」
而我从头到尾都是如此得污秽不堪——”

『お礼をしたいからしばらく留まって欲しいという
『幼王为了答谢圣女而请她暂时停留一段时间

幼い王の愿いを固辞して、圣女は
然而圣女始终拒绝了她的请求,

静かにその场を后にする。
并准备安静地离开那里。

摂政グラハドだけが、そんな彼女に恨みがましい视线を向けて。
所有人中惟有摄政臣格拉哈多,对她投去了怨恨的目光。

それ以外の人々は互いの颜を见やりながら、
其余的众人则是面面相觑着,

カタリナが罪に问わないのであればと
发现嘉妲莉娜并未向其问罪,

何も言わずに道をあけていた』
便一言不发地让开道放其离去』

「——平和すぎる国。こんなところで権力を握っても、
“——太过和平的国度。就算在这种地方掌控了权力,

どうせ使い物にならなかったでしょうね」
也终究成为不了有用的东西吧”

  • 专辑:聖骸メロフォビア
  • 歌手:少女病
  • 歌曲:偽裝聖女に因る潜在的幻想

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