また巡り巡り、巡り君と出会えるなら
僕は何度でも君を選ぶだろう
いつか君に悲しみの雨が降るのならば
僕は傘になり君を守りたい
君が赤いドレスを欲しいと言うから買ってきた
君はやっぱり白いドレスがいいと言った
君がドライブへ行きたいと言うから僕は車を買ってきた
君はやっぱり車はいらないと言った
君は昔からわがままだったけど
君の笑顔を見ると、何だか許せてしまう自分がいた
二人寄り添い歩き続けて、あの丘まで
見上げれば宝石のような星空
まるで二人だけの秘密の隠れ家みたいで
僕は何だか少し寂しくなる
君がカメラを欲しいと言うからカメラを買ってきた
君は一度も写真を撮らなかった
ある日、私が死んだら毎日花を添えに来て欲しいと言った
僕は初めて君のわがままを聞かなかった
気付くと二人はすっかり年老いてしまっていた
僕はまた今日も、君と毎日歩いた丘の上
ここから見える景色を写真に収めたかったけど
結局、二人の写真は一枚も撮らなかった
君が眠るこの丘は花が咲き乱れて
二人で過ごした日々を思い出す
ずっと君の願いばかり聞き続けたけど
僕の願いは変わらず一つだけ
また巡り巡り、巡り君と出会えるなら
僕は何度でも君を選ぶだろう
いつか君に悲しみの雨が降るのならば
僕は傘になり君を守りたい
- 专辑:不思議の国の音哲樂 悪の目醒め
- 歌手:六弦アリス
- 歌曲:スターチスが眠る丘