侍ロマン
月光グリーン
人間五十年
下天のうちをくらぶれば
夢まぼろしの如くなり
くもりなき
心の月を先立てて
この世の闇を
照らしてぞ行く
極楽も地獄もともに有明の
ちりぬべき時知りてこそ
世の中の花も花なれ
人も人なれ
露と置き
露と消へにし
我が身かな
浪華のことも
夢のまた夢
人間五十年
下天のうちをくらぶれば
夢まぼろしの如くなり
一度生を受け
滅せぬ者のあるべきか
五月雨は
露か涙か不如帰
我が名をあげよ
雲の上まで
有明の月ぞ心にかかる月
四十九年一睡の夢
一期の栄華一杯の酒
筑摩江や芦間に灯すかがり火と
人間五十年
下天のうちをくらぶれば
夢まぼろしの如くなり
順逆無二門 大道徹心源
五十五年夢
覚来帰一元 滅せぬ者のあるべきか
ともに消えゆく我が身なりけり
滅せぬ者のあるべきか
- 专辑:APOLLO 11
- 歌手:月光グリーン
- 歌曲:侍ロマン