降り注ぐ陽光(ひかり)に手をかざす
降り注ぐ陽光に手をかざす
指を縁取る淡い輝き
せめて貴女を遠く照らしたい
世界が色を変えていく
まるで雅楽(うた)のように心地よく響く声
いつまでも包まれていたいと
過ぎた願いに唇を噛む
降り注ぐ月光(ひかり)に手を伸ばす
指にこぼれる冴えたきらめき
貴女の望むままにずっとただ側に
世界に色を添えていく
白い雪のように無垢なほどあどけなさ
いつまでも見つめていたいと
過ぎた想いが傷跡になる
奏でる音指先が震える
耳に残る緩やかな吐息
不意に胸の奥湧き上がる感情
世界が色を変えていく
世界が色を変えていく
まるで雅楽のように心地よく響く声
どこまで寄り添っていたいと
秘めた誓いが切なさを呼ぶ
- 专辑:源氏物語~男女逆転恋唄~明石之巻
- 歌手:斉藤壮馬
- 歌曲:萌芽