深く落ちてゆく碧き勾玉は 鈍い光を放ち摇れる
凍ってゆく地面 共鳴するように
小さな声 誰かが嗫く言葉はなぜか——
この心 動き出す機械 水を受ける器
もう溢れてしまう 紡いでいるのは遥か遠いレダ
鬪い疲れて その膝を折る
幾重にも折り重なった未来と云う名の
通り道さえも 崩れるのは儚き宿命
深い森に咲く 蒼い睡蓮は
その花弁から 伝う雫を淚に変えて
もっと奧に迷い込んでゆけば
瑕の痛み消えて無くなるというの
傾いている歪な古樹が軋み叫ぶ音 耳を塞ぐ
閉じ込めた思い出から逃げ出したのは
翳る橫顏を忘れてしまいたかったから
争い、憎しみ、混ざり合う——
この心見せられるはずない 穢れたのは私
消えてしまいたい 目に浮かぶのは遥か遠いレダ
動かなくなって 忘れられていく
幾重にも折り重なった未来と云う名の
通り道さえも 崩れるのは儚き宿命
- 专辑:Igraine
- 歌手:arcane
- 歌曲:イグレーン(Igraine)