路傍の花が揺れていた
ただ一輪 風に抗い
寄り添っていたはずの花は
土に塗(まみ)れ 事切れていた
―願うは唯、ひとつだけ―
キミよ どうか幸せであれ
この心を穢せはしない
二度と逢えないとしても
詰(なじ)られようと構わない
言葉にするのは容易だと
嘲笑われたとしてもいい
それでも紡がなければ伝わらない
心音(こどう)と体温(ねつ)を憶えてる
息も出来ないほど苦しい
愛しさも淋しささえも
両腕で抱き締めてみせる
―空の果てに、約束を―
時代が声高に言うように
この心が『間違い』ならば
証明してみせなさい
本物だけを見せてよ
人が人を想う気持ちは
偽りや疑いの海に
溺れさせるものじゃない
そうでしょう?
言葉が明かす遺志
空を揺るがせていく
この想いよ この意識よ
キミを守る 力となれ
こだまする盟約(ちかい)は
想いを響かせる
百の祈り 千の誓い
胸の奥に キミを感じる
遠く離れていたとしても
この心は消えたりしない
光を見失わずに
還るべき道辿るよ
言葉にするのは容易だと
嘲笑われたとしてもいい
言葉が繋ぐ未来を 信じてるから
- 专辑:金平糖レトロチカ
- 歌手:中恵光城
- 歌曲:無窮盟約