[ti:判決を待つ受刑者のような瞳で]
[ar:森山直太朗]
[al:素敵なサムシング]
[00:00.00]森山直太朗 - 判決を待つ受刑者のような瞳で
[00:07.69]作詞:森山直太朗·御徒町凧
[00:09.69]作曲:森山直太朗·御徒町凧
[00:11.69]
[00:13.69]燃えるようなアスファルトの上漂ってる
[00:19.57]揺らめく町の景色それは蜃気楼
[00:25.90]動かなくなった老人死人さながらに
[00:31.74]徘徊する時は躊躇いを重ね過ぎて行く
[00:37.59]
[00:38.56]探さないでくださいと書き置いた履歴書
[00:43.80]引きずるデニムの裾は地上から数センチ浮いている
[00:50.70]判決を待つ受刑者のような瞳で
[00:56.47]逃げ遅れた獲物は安らかな眠りを探している
[01:02.05]
[01:03.24]右手にかざした勇気はもう乾涸びて
[01:08.99]左手に抱えて愛情は砕け散ったまま
[01:15.56]それでも捨てきれないこの存在はなんだろう
[01:21.82]果てのない真ん中で微かに震えたまま
[01:28.40]
[01:40.99]一斉に鳴きだしたそれはセミなのか鳥なのか
[01:46.83]羽を持つすべての人々を見下ろすもの
[01:53.04]ここからぼくがいなくなればそれでいいんだろう
[01:58.88]誰もいない世界には何も語ることはない
[02:04.01]
[02:05.51]夕暮れは暗闇に滲むオレンジ色のインク
[02:11.60]知らぬ間に愛を覚え愛故に傷ついて
[02:18.15]落とした涙の毒は海に垂れ流されて
[02:23.39]すれ違う者は皆エキストラのように霞んでゆく
[02:29.84]
[02:30.45]悪いのは全部ぼくのせいだなんて言わないで
[02:36.16]笑えないのは君のせいだなんて思ってない
[02:42.95]黄昏に浮かぶ鳥の群れを見上げれば
[02:48.63]誰の物でもない溜め息は溢れるだろう
[02:54.45]
[02:55.38]右手にかざした勇気はもう乾涸びて
[03:01.23]左手に抱えて愛情は砕け散ったまま
[03:07.80]それでも捨てきれないこの存在はなんだろう
[03:14.01]果てのない真ん中で微かに震えたまま
[03:20.95]
[03:46.02]おわり
- 专辑:素敵なサムシング
- 歌手:森山直太朗
- 歌曲:判決を待つ受刑者のような瞳で