いつもの場所に隠してある 箱から中身を取り出して ビニール製のその袋を 何食わぬ顔で切り裂いた 君は恨めしそうに 僕の顔覗き込んで 「別にしなくていいよ?」 そんな過激な言葉を 投げかけるけど 愛してるよ 大切に想ってるよ 後悔なんて「たぶん」しないけど お互いまだ 時間かけて温めて 分かち合えるために今日も 「つけるよ.」 入れたり出したりするだけの 単純作業を繰り返し ぶちまけた後の抜け殻を 真ん中ぐらいで固結び 終わらない拭き掃除 君は溜息をついて 「薬を飲めばいいの?」 そんな不埒(ふら