ありふれたものみたいに 斎藤工 ふっと右の肩越しに 見てしまう 遠い瞳をしてる君には 慣れてるんだ 強くその手をつかんで 君をすぐ 昨日の檻から連れ出して あげたいけど 躊躇する君を 見るくらいなら 何もしない方がいいさ いつか僕の指は 君のパジャマみたいに その涙を ぬぐえるかな 汚して構わない 馴染んでくれるまで キレイな心 預けるから 溢れた言葉をそのまま 言えるほど まだ僕は君の「未来」じゃないけど 振り返る君を 苦しめるような 「過去」にだけはなりたくないな いつか僕の声は 君のぬいぐ