最初の言葉と最初の振る舞い 鏡に向かっていろいろ試す おかしいほど拙くて 期待と不安がこの胸を揺らす おなじ時間の上均しく分け合う ひとつの空間を 孤独なひとり部屋の記憶にまぎれた 寂しさの欠片 空の彼方舞い上がれ つらさに声嗄らしたなら 代わりに歌うからね ひとりで背負うことばかりの毎日じゃ息が続かない ふたり笑い転げるような 他愛ない時間さえも 今より比べきれないほどの キラメキに満ちている 意識もしぐさも変えていないつもりで 「うれしそうだね」 言われて気づいた ちょっとだけ照れ隠し 初め