違う世界で目覚めた 終わらない物語 ぺージな捲る昔 白く柔らかい背中に乗って 空中の海を泳ぐ 君だけが虚無の群れを見る 君だけが文字を愛している 思い出と引き換えに手に入れた王冠は 砂を固めたように崩れ 私にはやくはやく 名前をつけて そうしたらいつかは終わってしまう 君の愛しい想像を 守ってあげられるの 薄い紙切れに描いたスペル 幻想が本当になる 僕だけが月を見上げてる 僕だけがどちらかを選ぶ 名前すら捨てたこの痛みに気付いても いつか帰る道があるの? 全てを失くしたひとたちが住んでいる 可哀