雲が静かに 流れるこの場所で 僕は君が来るのを 待っている 僕の心が届いたならば 君はきっと ここに来るだろう そして その手をとって あの日 壊れかけた橋を 君の 心に 架(か)け直したい つないだ手を 離さないように ぐっと強く握り直したら 風に向(むか)う 鳥のように もっと高く飛んでゆけるよ ずっと君は 僕のそばで そっと微笑んでいてくれたから 空に光る星の様に ずっと君を 愛し続ける ずっと君を 君だけを 長い坂道が 夕日に染まって 街の灯が点(つ)いて行(ゆ)く頃に 小さく息を弾(は