不思議.不思議とあたし.今では 隙間だらけのセンスレス・ガール 無理くり捻りだした言葉を壁にぶつけ.また独り そこに預けた今日の果てでは ぱりん.と割れた思いを捨てて 「忘れかけてた恋の行方を 唄うあたしをみてごらん.ねえ」 襟を正したあの娘に見惚れた 残り僅かな今日の底で 掠め取られた声の続きを探すだけのお仕事さ 笑顔 継ぎ接ぎ あたし. 気付けばパチン 弾けた思いの音で 掻き消された言葉の色をただ. 唄う彼女.どちらさま 『決定打に欠けたバッターさん. エッセイの中で語っていた"頓珍漢な世&