真っ直ぐにキミの言葉も すり抜けて髪がなびく 聴こえてた鼓膜の奥で もう塞いだ声 長い髪 そっと撫でれば 単純に笑顔になる 細い指 絡んだ私の手は 宙を舞う 約束はいつも遥か遠く 届かないところまで逃げる 必死で掴もうとした キミのマボロシ 消えてなくなる前に もう一度 そばにいたい それだけの願いさえ 叶わない 悲しい世界 一人きり まぶた閉じれば 暗闇にキミと二人 長い腕 包み込まれるように 満たされる 約束はいつも遥か遠く 届かないところまで逃げる 必死で掴もうとした キミのマボロシ 消え