まっくろなキャンバス目がけて こぼした 僕らの夢はいつか 遠くで歌うあの月みたいに誰かを照らせるのかな 明日は今日に 今日は昨日に 屋上から見渡した景色を刻んで 太陽はウソつきでした 僕は小さな教室で 近いようでまるで届かない 流星挟んで向こう側 君は音楽室の奥そこで また 探すよメロディ まっくろな黒板の隅に 残した 僕らの夢は幽か 未来を繋ぐ手紙を破いた 見せかけの「哀」 重ねるミス 僕は願った 君は目閉じた 真実を受け止める勇気足りなくて 最初はウソ月でした それはささいなイタズラで 優し