雑踏集まる視線 ざわめく過大評論家 みんなお揃いの仮面に 目を瞑った 同調期待は膨らみ 詰め寄る偽善 木霊する 吐き捨て られた言葉に 耳塞いだ くだらない 私を取り巻く なんてことない正論と 独善的なヒロイズム また理想を突き刺した 「後ろの前の君は誰?」 ねえ どうして 私だけが泣いちゃいけないの なんで叫ぶ声を 誰も聞いちゃくれないの 妄想だって 笑われるなら もういっそこのまま 振りかざすナイフ この胸突き刺した あなたが嫌った私を 私は好きでいました それでも嫌ったフリして 傷つけたの