夢を見たら 欠落感 日々惰性でぶれる 感覚が 何処へも行く当てがないまま 壊れて 未完成化 忘れかけた 存在感 未知の明日を恐れる少年は 伸ばした手は星を掴めず 夜空に滲んでく 縋(すが)る三秒間 淡い光芒(こうぼう)と 衝撃的小惑星 大気圏を抜け 回れ半回転 僕を乗せ ゆらゆら くらくら どうか幸せで 僕は何度も見上げて 落ちていくんだ そうでもしなくちゃ 生きられないんだ 遠ざかる月と近づくホーム 電車は過ぎる 帰り道をただ ひたすら泣いて 何度も何度も 這い上がれ 人生なんてこんなもんだよ