止まない初夏の雨 降り注ぐ 訪れた6月の 青さは足早 すり抜けていく 季節は待てずに 最終列車に飲みこまれて行く 君と僕あの日のまま ハッピーエンドの映画の様な終わりで さよならを今告げよう 人混みが少し 苦手だった君は 赤い傘 顔隠して 何か伝えたい そんな予感すら 怖くて うまく笑えない 眠気さえも惜しんで 書きなぐった歌詞なんて気休めだろう? 点と線を繋いで. それを乗せて唄ったメロディーが窓を叩く 僕は山手線で帰るから 君を小田急線まで送ろう 今夜も生憎の雨 同じ傘の下 同じ色に染まる夜