上田まり

黄色く光る壁の明かりが 眩しすぎるから目を伏せているの? いつもなら何も思わない そんな色にまでも気にかかる あなたはそんな私を知らない 気づいてほしい ほしくない ※今日は追いつけないみたい あなたの心が逃げてくようで どうかそれでも帰らないでいて こんなありふれた毎日の中で※ あなたの話す未来聞きたい 今だけは無口にならないで 顔を上げなくてもいいから 私ひとりに話させないで こっちの方が愛しているとか なぜか突然思えただけ △今日は夜が長いみたい あなたが遠く小さく見えるよ だけどすれ違う

ニチヨウビ - 上田まり 作詞:上田まり 作曲:上田まり 日曜 知らせもせずに 長距離道路 その町へ向かおう 車のメータ一数を 想いの数を 増やし続けながら あなたの声を聞くたびに ただ会いたい気持ち つのるばかりだった ひとり きっと待ってる人の元へ つながった空 確かめたいだけ 少し 淋しがり屋の空騒ぎを そのままずっと 気づかないふりで 待ってて 見守ってて どんなに 指の温度を 胸のリズムを 感じたくなっても 程度が過ぎないように 困らせないように そう言い聞かせてた だけど泣き出しそう

無口な二人が初めてけんかした 少しだけ離れたくなった 顔も見たくない訳じゃないけれど すぐ会える事が怖くなった 足音でだれかわかったら 近すぎる距離を見つめ直そう 遠くへ行こう 知らないどこかへ 小さくなった勇気取り戻しに 北のはずれには 夜は来ないらしい ゆっくり歩いて行こう つかの間明日の服の事も忘れて 目の前が晴れてくその後に すべてが自然に考えられるようになるよね? きっとわかるよね? 色鉛筆で景色書いて 鞄に詰めて持って帰ろう 一人になろう ほんの少しだけ あなたなしが物足りなくなるま

歌:上田まり 作詞:上田まり 作曲:上田まり 誰もいない部屋はまだ慣れなくて いつも思う「おかえり」って聞きたいと ワインを冷やし帰さない努力して 今までより少し長く一緒にいたいのに だけど毎日が不安な胸騒ぎ 繰り返していても 何気ない笑顔はつくれれるよ 人はみんな 私の部屋 今夜も来たくなるかな? でも今日だけ 今日だけは電話してもいないよ だって気の早い一番星がもうそこまで来てるから 少しだけ寄り道して帰る 一人きりで 夕暮れ西日に照らされて朱く染まった部屋は あなたが帰る場所ではないことも

二人はひとつになった長い陰をつくり 気が付けばあたりまえのように寄り添っていた 深いソファーに腰かけるように もたれかかって 私はあなたのものになった だけど 会いたい時に 会いたいと言うことさえできなくて いつも言葉の歯止めをかけてきたけど こわいくらい おさまらない気持ち伝えたい ※控え目な太陽だけ見上げながら あなたへ送る言葉探しつづけた もたれかけた肩から ふるえるすべてが伝わればいいのに 「大好きだよ」と※ 明日になっても春になっても そして変わらず 大きな手の平で包まれてるはず だけ

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