歌:森進一 作詞:売野雅勇 作曲:森進一 比叡おろしの吹く夕暮れは 仕方ないほどああ淋しくて ヒュルルヒュルルと背中で泣いて 哀しい人のささやきになる 貧しい女やから あなた待つしかよう知らん 京都 京都ああ去りがたし 祇園祭の宵山の夜 切ない鉦を素肌で聞いた 涙集めた時の川面を 浴衣の帯が流されてゆく 淋しい女やから 憎むことなどようできん 京都 京都ああ去りがたし 心変りがないでもないと さんねん坂の部屋で待ちます ヒュルルヒュルルと凍えた風が 春の遠さを告げて哀しい 貧しい女やから 思いで