人間の蕾


鬱P 人間の蕾歌词

07/30 10:42
チクタク チクタク・・・- 薄紅に染まる 東雲を見つめ 今日がまた始まってく 茹だる夏の朝 蝉噪の中で 望郷の念を抱く 背中を這う 憂いに 潰されねよう 息を吐いた この世が終わるまで 生きていられたら 蕾が少しだけ 綻んでくれるかな 線路の向こう側 見覚えある頭に 拠り所を感じたり 現実の隙間に 人間を感じたり 雨がすぐに止んだり 僅かなのだろうな 生きてゆく理由 なんてもの 孤独を肴にするほど 器用じゃない 生きれば生きるほど 汚く濁るけど この世を 動かした 数多の煌きが 命の灯火が 暁に