Fil d ya Mie maA msame 秘かな話し声が響く風穴 大地の奥底まで続く入り口 微かな灯りだけを頼りに 仄暗い世界へと旅立とう (※1) 暗闇の中の細道 奈落へと誘う風 畏れが胸を諦め上げて この身を竦ませた 静寂に溶ける呟き 瞼に浮かんだ面影 想出話携えて ひ弱な糸 手繰り 貴女に会いに行こう 冷たい汗の粒が背中を伝う 地上と過去を結ぶ旧き深道 僅かな希みに縋るように 歪な岩の迷路を行こう 暗闇を渡る足音 奈落へと唆す風 想いが胸を逸らせて この眼を曇らせた 静寂を穢す耳鳴り