あなたにわたしを 癒すものがあるかしら ここにはそんなもの 何ひとつないわ ひたすら夜をひとり超えて 二度と戻れない 愛しき日々よ あなたが言っていた「淋しさ」も 今ならわかることが簡単だわ 止めて 時を止めて 止めて 今を止めて 時は偉大な魔法使い 止めて 巻き戻して 止めて もう動かないで 一年 三百六十五日 字面で見れば短いものね あの頃 遠かった 二十歳はもう行くわ 皮肉ね たいして変わらない自由 理屈の数はあなたよりも増えたわ やっと同じ歳になったのね 止めて 時を止めて 止めて 愛を