美しく彷徨うふたつの目が翼を持ち やがて自由になり空を游ぎくれていった 高く高く昇るその姿はただ一人で すべてと遠ざかり一度さえと振り返らず 身を燃ゆし尽き果てる ここはあなたの為の遊星 一時躊躇うこともなく すべては今咲く幽玄 炎々響く鼓動 奪い合い 慈しみ この世にあるための声 近くて遠くて見えない 音や遊舞の振り子となる絵空事 争い尽きぬ時も ここは誰ものための遊星 二百と十日の数え星 すべて結びとなって いつの日か彷徨い延びた影が翼広げ いっそ自由となり 空に昇りかけていった 高く舞い泳