二人はひとつになった長い陰をつくり 気が付けばあたりまえのように寄り添っていた 深いソファーに腰かけるように もたれかかって 私はあなたのものになった だけど 会いたい時に 会いたいと言うことさえできなくて いつも言葉の歯止めをかけてきたけど こわいくらい おさまらない気持ち伝えたい ※控え目な太陽だけ見上げながら あなたへ送る言葉探しつづけた もたれかけた肩から ふるえるすべてが伝わればいいのに 「大好きだよ」と※ 明日になっても春になっても そして変わらず 大きな手の平で包まれてるはず だけ