君に聴いてほしくて 作り上げた旋律 言葉を乗せる度に 色を変えてしまうけど 変わること 変わらないこと どっちが偉いかなんて 誰にも分からないから 僕はこのままがいい 遠ざかってゆく いくつもの景色を 小さな瞳の奥に 焼きつけてゆく 流れ出したメロディー 繋いだ僕らのその手を 包み込む八月の風 響き合って まだ見えない世界を 待ち焦がれるでも 憂うでもなく 君と眺めていたい 自分に言い訳して 心を誤魔化しては 要らないモノばかりを いつも抱えてきたけど 誰かが作り上げた どんな物語より 目の前に