粉雪が舞い降りて 私の肩を包んでいく 白い天使が与えた 消えることなきこの想い ショーウィンドウに映るよ 2人が描いた恋模様 そっと口づけした夜が 限りない明日へとつづいていく 飾られた写真がしめす あの日の約束の場所から 今はまだ戻れない記憶が 降りつもる雪となっていく 真っ白な朝が来て 2人の想い呼び寄せる あたたかいこのぬくもりを 焦がれてさまよった夜よ この街のどこかにある 眠らない愛の宴を 問わず奏でるベルの音が なつかしい空へと響かせる 悲しみに浮かんだ夢 2人きりの冬空に今 かすか