遠く 遠く 記憶の奥に沈めた 思い出を 掬い上げる 拙い 会話 慣れない姿に頬染め 賑わう方へ ゆっくりと歩くんだ 終わる夕暮れ 空を見上げ 近づく影 ほら ほら 手が触れ合って 気づけば 不器用に握った 高く空に 打ち上がり 咲いた 一瞬だけ キミを照らして 消えるんだ 嬉しそうにはしゃぐ横顔に 見惚れ焼きつく 記憶をぎゅっと いつまでも 強く 強く この手握っていて ひとつ ひとつ 描かれた歴史の欠片を 記憶へ沈め 抱きしめて 眠った 通り雨を 追いかけるように キミが現れ 傘に入れてあげる