ボツリと君が呟いたら 世界が全部崩れて消えた やっぱりねなんて 僕の強がりは 街の音が消した 髪を切る度に落ち込んで お酒を飲めばおしゃべりになって 記念日なんてのに興味がないと言いつつ嬉しそうな君 思い出が降ってくるよ ひとつもなくさないように 両腕いっぱい集めるみたいに 君を必死に抱きしめた 君の好きな道を歩けばいいよ 選んだのが君なら見送れるよ せーので笑って 涙を拭いたら 何百回も繋いだ手を離そう かけがえのない日々を共にした人 少しだけど未来を描けた人 嫌いなところも大事に思えた 君を