别れの話は 陽のあたる テラスで紅茶を飲みながら あなたと私の一日の 一頁を読むように 別れの話をする時は 雨降る夜更けに 呼ばないで あなたと私の 一生が 終わるように 響くから 時計の中に だれかがいるの 旅立つ仕度の あなた 今なら汽車に 間に合うかしら 車をさがしてくるわ 雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れたくない なのになのに ふざけるばかり 雀のように はしゃいでるばかり あなたにもらった パステルの 私の似顔を捨てたいわ 焼くのはあまりにつらいから 夜の海に 捨てたいわ いつもの