ぽつり.ぽつ.降る夕立ち やわらかく頬を濡らす 残された雫 雨粒と呼んでしまおう 混ざれば同じ (跡形無く) 忘れてしまうの この手どうして繋いだのか それさえ どこに行くの この先誰と 出逢いそして離れてゆくの 答えの無い道を歩いても 想いだけは失くさずいたい 雨上がり虹を描く 空を指し微笑んでいた 遠ざかる記憶 もう二度と戻ることない 優しい欠片(かけら) (時を数え) 思い出すほどに 日々の色が薄れてゆく 切なく- 初めて知る感情でした 包み込んだ琥珀の想い 擦れ違った瞬間が今も 夢のよう