ピロカルピン 存在証明 今解き放たれた窓に 光が 滑り込んだ 格子戸短し 木阴に 季节が息をとばす 消えかかった本能も 集えば蛍火の轮 原子の引力を信じてみたくなる ほどけた闇に 残した光 真夏の夜の存在証明 一人きりでは たどりつけない 孤独なヒッピー ぼやけた闇に 宿した光 见たことのない 存在証明 一人きりでも たどりつきたい 未来が见えた したたかに生きる したたかに生きる道 今空け放たれた空に 行き交う 星の粒が まだ见たことのない场所へ 届かぬ手纸を出す 涙が溢れ出す わけもわからず