(さあ 聞くも聞かないも お客さん次第のコンサート お代は見てのお帰りだ だが 一度 その耳にしたら最後 さあ 踊ってもらおうか) それは 一度始めたら 魔法が解けるまで 止めることのできぬ舞踏 さあ オレの手の上で 魅惑の音色にあわせ 激しくゆらめいて 脚がもつれ 目が眩んでも やめることは できないのさ 一度 卷き込んだのなら 最後まで さあ 責任をとってもらおうか そして 孤独な音色に 孤独な舞踏(ワルツ)を重ねて 蝋燭の炎最後に ひときわはげしく またたく そして 派手に舞い散るがいい!