-たま- 向こうの世界は いつも 賑やか だけど どこか つまらなそうだ 「一緒に笑える」 それだけのこと とても大切なこと -ランコ- 教えてくれた君への感謝は 尽きないけれど 「ありがとう」 とは 照れくさくて 言えそうにない 今夜も 黙って乾杯 -たま、ランコ- 「憂世鬱世」 云々嘆き節 肴に呷る酒の苦味よ けれども染み入り酔いぬのは 君と居るからこそ -雨天決行- 月夜に想い耽る 一方的な送り舟 何時何時苦しみ酒が染み またあの日を慈しみ 癖に成る様な嫌な辛味 酒は進めど蟠り 盃に君を投