愛しい人

ねぇ 聞いてほしいのもっと 話をそらさないで うなずくだけじゃ もういやなの ねぇ ちゃんと見てほしいの 子供じゃいられない 隣で微笑む 愛しい人 誰もいなくなった 家で一人 化粧箱開けて 夢を見てた少女は あなたという恋を知り ここにいる もう あの思い出は 鏡の中 ねぇ 知ってほしいのもっと 瞳をそらさないで 触れてるだけじゃ もういやなの ねぇ そばにいてほしい 一人じゃ歩けない 私を泣かせる 愛しい人 誰もいなくなった 部屋で一人 淋しくて 受話器握りしめていたけど あなたという愛を知り

飛行機雲がまっすぐなラインを 描いて消えた空を 二人 見上げて寝転ぶ 君がいることが あたりまえになっても 消して忘れない 未来の地図を描くこと 結ばれた絆の強さを 見つめあえば全てを忘れて 二人の世界が広がってゆく 孤独さえ 君の温もりに消えて はるか遠く 触れ合うたび つながる心と 埋められないものを感じても ゆっくり歩いていこうと誓った 愛しい人よ そばにいて 見とれていたんだよ 月が照らす横顔を 瞬間は過ぎ去って 想い出に焼き付けられ もしも君がいなく- そんな話はやめよう 不安がうずい