回転の目粉しさに まるで付いて行けぬまま どんどんあなたに染められてゆく 自分が喜ばしい 儚げな色すら 危険な程頼り無い だから今其の手を あたしだけに委ねて 単純にベクトルの違いならば 絶対有るでしょう 毎回二人が 全てを同じに思える訳ない 鮮やかな夢なら 乾いてゆくが美しい 其れに似て跡の無い あたし達も崩れそう 只 真実を知りたい 拙い身体も捕えて 此の衝動に勝てない いけない右手を咎めないで 余所行きの言葉や優しさなんて欲しくない 柴が終われば 綺麗な海に沈めて 儚げな色すら 危険な程頼