あなたのバイクのその背中に しがみつきながら 暗いコンビナート 眺めてた 車の赤いテールランプを ジグザグと抜けて スピードを上げた 湾岸線 2人 向かい風が 強すぎるから そんな苛立ちには 何(なん)にも言えぬまま 体を丸めた 私たちのカーブ 減速せずに 走り抜けて行く 愛の答えなんて ひとつじゃないよ 行き止まりまで 地面に ギリギリ バイク倒し 曲がり切れたら 道は続くよ ドッグに浮かぶ黒いタンカー トラブルの影よ どこを直したら いいのだろう? 今夜 東の空 白み始めて 時に追い越された