"冷たい湖面(みず)に 心を浮かべ わたしの身体(かげ)は 水底へ消えた-" 淡い水の色 重ねた この深い水の底 横たわり わたしは睛(ひとみ)を閉じて 独りきりのユメを視るの 蒼い水晶に 鎖されてる 他に誰一人 棲まわぬこの 凍る水底の この柩 凍てる 澄み切った柩 わたしの睛は二度と 何も映しはしないの "きらめく虹色 プリズムを偏光(かえ)し 踊る水" 揺らめいた 白銀(ぎん)の波の 垂帳の奥深く 誰も触れられぬように "ゆらめく銀色 やわらかに包ん