「誰か.私を買ってください」 この夜の片隅で 誰にも忘れられて 雑誌で見た 街を一人 泳いでる回遊魚 学校はつまらない 友達はメールだけ 海の底で 暮らすような 苛立つ息苦しさ 持て余したこの時間を どう 使えばいいのか 何のために 生きてるのか わからなくなるの まるで マッチ売りの少女 街角に 立ち尽くして そこ行く誰か ねえ 今すぐ 声掛けて まるで マッチ売りの少女 私には 何もなくて 売るものが 見つからない 頬伝う 涙 買ってください ショウウインドウの中の しあわせにはどれにも 0