午前4時の夢の終わりに 白く揺らめく 君を追いかけた 窓の外は雨の音だけで 僕らは 僕らは 夜明けに溶けてゆく 気づかない温度で 忘れさせてくれないかい? 幼い僕の手が 摘み取る 淡い花 (分かっているよ) (笑っているよ) 街を歩く誰も知らない 花の匂いに 胸を踊らせた 独りきりの空が傾いて 僕らは 僕らは よく似た影を引く 大人になる前に 履きつぶして捨てたんだ だけど思い出して 同じ色 探すから あの日 きっと僕ら 毛糸のように 小さくなって 見えなくなって お互いの想い 胸に隱して 笑顔