池田輝郎 淡路の女よ 作詞:森田いづみ 作曲:水森英夫 風の便りに 背中を押され 越えて来たのさ 明石(あかし)の橋を 揺れる楠(くすのき) 五色(ごしき)の浜に 心がうずく 音がする 馬鹿な男と 微笑(わら)っておくれ 淡路(あわじ)の女(ひと)よ 夢に見るのさ あの日の続き 傘に身を寄せ 生きてく姿 夫婦(めおと)茶碗(ぢゃわん)に 揃(そろ)いの箸(はし)が 朝日の影に 消えてゆく 瞼(まぶた)閉じれば あふれる笑顔 淡路の女よ 潮が絡んで さびつく未練 どこにいるのさ 愛(いと)しいひと