ハラハラ夜空舞うのは.私を焦がす裏切り 忌まわしき記憶を飲せ.ただ空虚は風が吹く- 聖者の顔で生き行く者の裏 ―ありふれた笑顔に潜むのは悪意の華― 汚されぬ心だけを抱いて生きるには脆く 真実持ち続ける者には.明日も与えない 白く生きゆく羊に汚れを塗りつけながら 追いやるあの嘆きの丘へ土に還る日 ハラハラ夜空舞うのは報われぬ涙の跡 やさしく私に触れたアナタの 嘘の温もり焼き付いて- その裏切りの愛 私を蝕む愛 ―ありふれた笑顔に潜むのは詭弁の罠― 汚された心ひとつ灰の中で目覚めゆく 怨嗟に満たされ